はじめに
TIN (不規則三角形網) は表面形状の表現方法の一つで、各点を三角形の頂点として結ぶことにより表面三角形の集合で表現します。Hi-surveyは、表面を点座標の入力やLandXML等のデータインポートでTINを定義することができます。
定義した表面を利用して：
- 現況との高度差をリアルタイムで表示させて、出来形確認
- 定義表面と現況表面を比較して土量計算
などの作業を行います。
TINデータの定義
点座標の入力
表面上の座標リストを入力することで、表面を定義します。各座標の入力は一点づつ入力（手入力・GNSSで観測）するか、ポイントライブラリに保存されている座標を読み込むことによって行います。
TINデータのインポート
LandXML（TIN）、DXF（TIN）、Hi-Target（TIN）形式などのデータファイルをインポートすることで、表面を定義します。以下は、福井コンピュータ・Trend CoreがエクスポートしたLandXMLを読み込んだ例です。
TINデータの利用
高度差の確認
定義したTINデータを呼び出しGNSSを定義範囲内に持っていくと、定義されている設計高度と現況高度の差がリアルタイムで表示されます。
土量計算
執筆中です。後日公開予定。